国際的な金融専門誌「ユーロマネー」は、BNPパリバがお客様の支援とより持続可能な経済の支援に取り組んでいることを評価し、全世界・地域・国レベルの複数の金融・非財務カテゴリーで「最優秀銀行」に選出しました。

 

グローバル・アワード

  • World’s Best Bank for Markets
  • World’s Best Bank for Corporates
  • World’s Best Bank for Sustainable Finance
  • World’s Best Bank for ESG Data & Technology

リージョナル・アワード

  • Western Europe’s Best Bank for Financing
  • Western Europe’s Best Investment Bank
  • Western Europe’s Best Bank for Sustainable Finance
  • Latin America’s Best Bank for Sustainable Finance

カントリー・アワード

  • Best Investment Bank in France
  • Best Investment Bank in Netherlands
  • Best Bank in Belgium (BNP Paribas Fortis)
  • Best Investment Bank in Belgium (BNP Paribas Fortis)

 

「この度の受賞は、BNPパリバのイノベーションへの投資、統合的ビジネスモデル、欧州、米州、アジア太平洋地域の現地チームの専門知識によって、法人のお客様をグローバル市場にお連れできたことによる賜物です。また、より持続可能な経済へのお客様の移行を容易にすべく一貫して意欲的に取り組んでいることも評価いただきました」

ジャン=ローラン・ボナフェ BNPパリバ最高経営責任者(CEO)

 

法人のお客様を欧州・世界で支援

ユーロマネー誌による今回の授賞は、BNPパリバが欧州をリードする位置にあること、世界の各地域に深く根差した専門知識を持ちつつグローバル市場への足場も確立していること、独自の統合的ビジネスモデルを活かす力があること、また、科学に基づく健全でサステナブルなソリューションをお客様にお届けできることを反映しています。

お客様との信頼関係の構築、テクノロジーやイノベーションへの投資、また、持続可能な経済への移行の長期的なリーダーシップは、最近発表した「GTS 2025 戦略プラン」の主軸です。BNPパリバは市場の枠を超え、テクノロジー、サステナブルファイナンスのリーディングカンパニーになることを目指しています。

 

健全で安定的なサステナブルファイナンス

BNPパリバは2年連続で「World’s Best Bank for Sustainable Finance」と「World’s Best Bank for ESG Data and Technology」を受賞しました。

 

サステナブルファイナンスの拡充を推進中

こうした評価はBNPパリバのサステナブルファイナンス拡充への総合的なアプローチを反映しています。

  • 厳しいセクター方針やCO2排出削減目標
  • 専門家チームを結成し、最善の態勢を整え、お客様に寄り添う
  • ガバナンス、プロセス、スキルの徹底的な変革

 

金融機関の協調とワーキンググループ

BNPパリバは金融機関における協調やワーキンググループへの積極的な参加も重視しています。例えばネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)、科学に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi)、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)などで、TNFDは自然関連リスク・機会の管理・開示の枠組みとしてベータ版フレームワークを最近公表しています。

 

「的確なサステナブルファイナンスのためには本腰を入れた変革が必要で、BNPパリバは幾年にもわたり推進してきました。社会やお客様に対する取り組みに加えて、お客様に提案する変革のESG要素を、現実的かつ安定的なプロセスに依拠することを可能とする強固なデータを確保する必要があります。課題はまだ数多く残されていますが、『World’s Best Bank for Sustainable Finance』と『World’s Best Bank for ESG Data and Technology』の双方を受賞したことはBNPパリバが正しい方向に向かっていることを示しています」

アントワーヌ・シレ BNPパリバ カンパニー・エンゲージメント責任者

 

責任ある取り組みの非財務報告

BNPパリバの長期的な戦略は、新たな計画「Growth, Technology & Sustainability 2025」によって加速しています。

BNPパリバは今年、自身のポートフォリオをネットゼロ経済に整合させるための指針として、初めて「Climate analytics and alignment report」を公表し、炭素強度の2025年までの低減目標を発表しました。

またこの発表に即し、BNPパリバ・アセットマネジメントは「2021 Sustainability Report」を発表し、自社の責任ある取り組みを詳述しています。

 

 

※本記事は英語で発行された記事の抄訳となります。原文をご覧になる場合はこちらをクリックしてください。

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2022年3月15日、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)は自然関連リスクの管理と情報開示フレームワークの最初のベータ版を公開しました。生物多様性を保護し、自然に良い影響をもたらす方向に世界経済を移行させるため、オープンイノベーションのアプローチを用いたものです。2020年7月からタスクフォースのメンバーであり、TNFDを積極的にサポートしているBNPパリバは、タスクフォースの創設とフレームワークの策定に大きく貢献しています。

 

自然関連リスクの管理と情報開示のための初めてのフレームワーク

現在、地球上の生物多様性は史上かつてない速さで減少しており、環境、持続可能な開発や世界のサプライチェーンにとって大きなリスクとなっています。TNFDによるフレームワークのベータ版のリリースは、自然関連リスクと機会の分析を通じて、企業や金融機関がこれらの課題を意思決定や情報開示に組み込むためのフレームワークを提供する初めての試みです。

現在のフレームワークは3つの要素で構成されています:

  • 市場参加者が自然関連リスクと機会をより良く理解するための科学に基づいた主要概念と定義
  • 気候変動と自然喪失の2つのテーマの相互関連性、サステナビリティ報告書に対する一貫したアプローチの必要性を認識している気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の取り組みに沿った情報開示の推奨
  • 自然関連リスクと機会を分析し、それを自社の経営プロセスに組み込もうとしている企業や金融機関のための実践的ガイダンス

 

自然への良い影響を加速させるオープンイノベーション

BNPパリバのエネルギー移行グローバル責任者Sébastien SoleilleおよびBNPパリバ・アセットマネジメントのESGアナリストでありタスクフォースの代理メンバーであるRobert-Alexandre Poujadeを含むTNFDのメンバーは、このフレームワークの関連性、使いやすさ、有効性の向上を目指しています。

この作業は、幅広い市場関係者との協議や連携を行い、オープンイノベーションのアプローチでフィードバックを提供してもらうという形で主に行われます。参加を希望するすべての組織は、ベータ版をテストし、その関連性、使用方法、実装などについてフィードバックを提供することができます。

ベータ版フレームワークは、BNPパリバが毎年発表しているTCFDレポートを補完する形で、サステナビリティの将来のグローバルスタンダード(例えば国際サステナビリティ基準委員会のような)に整合するようにTNFDによって設計されています。このフレームワークはまた、生物多様性に関連した各地域の特殊性、特に影響が及ぶ地理的位置の重要性を考慮に入れています。

BNPパリバのエネルギー移行と環境のグローバル責任者Sébastien Soleilleは次のように述べています:

「BNPパリバは、TNFDの立ち上げと現在の取り組みに非常に積極的に関与してきました。これは生物多様性に関連したリスクの管理と情報開示を改善するための共通のフレームワークの構築に貢献するため、団結して行動することが非常に重要であると考えるからです」

 

BNPパリバとTNFD

2020年9月から2021年6月まで、BNPパリバのカンパニー・エンゲージメント責任者であるAntoine Sireはタスクフォースの範囲と作業計画の構成を任務とする非公式ワーキンググループの共同議長を務めました。BNPパリバは現在、様々なビジネス、サービスプロバイダー、金融分野で構成される34名のタスクフォース・メンバーの1社として参加しています。

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※本記事は英語で発行された記事の抄訳となります。原文をご覧になる場合はこちらをクリックしてください。

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