BNPパリバグループ 2014年第3四半期決算 - BNPパリバ
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2014年11月6日 - , ,

BNPパリバグループ 2014年第3四半期決算

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2014年10月30日にBNPパリバ取締役会が開催され、ボードゥアン・プロ会長が議長を務めるなか、当グループの2014年度第3四半期の業績が検討されました。

業容の多様化および地域分散化が寄与し業績は全般的に極めて好調                  

2014年度第3四半期決算 プレスリリース全文(PDF) pdf_16px

BNPパリバグループは、業容の多様化および地域分散化の恩恵を受けて、当四半期に全体として極めて良好な業績を収めました。販売およびマーケティング活動が好調であり、引続き金融機関、事業法人、および個人顧客層の取引行であることが確認されました。また、当四半期に2件のボルトオン買収を実行しました。すなわち、LaSerの未保有株50%を取得するとともに、ポーランドではBGZ(食糧経済銀行)を買収しました。

当四半期の営業収益は95億3700万ユーロに上り、前年同期比3.9%の増収を果たしました。一時項目は、自己負債の再評価に関わる修正額(OCA: Own Credit Adjustment)およびデリバティブに関わる債務価値調整額(DVA: Debt Value Adjustment)を反映して、当四半期に-1億9700万ユーロとなりました(前年同期は-1億3800万ユーロ)。これら一時項目を除き、また連結範囲変更および為替レート変動による影響を排除すると、当四半期の営業収益は前年同期比2.8%の増収となりました。

営業収益は全ての事業部門で増加しましたが、とりわけ専門的金融部門、海外リテールバンキング業務およびフィクスト・インカム業務が増収を後押ししました。事業部門合計の営業収益は、当四半期に前年同期比2.6%*増加しました。これを部門別にみると、リテールバンキング事業**で2.8%* 増加し、インベストメント・ソリューションズ事業で5.2%* 増加し、そしてコーポレートバンキング・投資銀行事業(CIB)では2.9%*の増加となりました。

営業費用は当四半期に66億2300万ユーロに上り、前年同期比3.8%増加しました。当四半期の営業費用には、Simple & Efficient計画に関わる一過性の変革費用1億4800万ユーロが含まれています(前年同期は1億4500万ユーロ)。

事業部門合計の営業費用は、前年同期比2.6%*増加しました。事業開発計画に関わる継続的な投資による費用の増加は、Simple & Efficientの効果により抑制されました。部門別では、営業費用はリテールバンキング事業**で1.3%* 増加し、インベストメント・ソリューションズ事業では4.3%* 増加し、そしてCIBでは4.8%* 増加しました。

営業総利益は当四半期に前年同期比4.2%増加し、29億1400万ユーロとなりました。また、事業部門合計では2.5%* の増加でした。

グループのリスク費用は当四半期に9.2%減少し、7億5400万ユーロとなりました(融資残高の47bpに相当)。これはグループの確かなリスク管理能力を反映するものです。

これを受けて、当四半期の税引前利益は23億800万ユーロとなり(前年同期は21億2000万ユーロ)、前年同期比8.9%の増加でした。

以上から、当四半期の株主帰属純利益は15億200万ユーロに上りました(前年同期は13億5800万ユーロ)。一時項目の影響を除くと、当四半期の株主帰属純利益は17億3000万ユーロとなり、前年同期比12.5%の増益となりました。

 

2014年10月26日に、欧州中央銀行(ECB)が、ユーロ圏の130の主要銀行グループに関わる包括的審査の結果を公表しました。包括的審査には、綿密な検査により行われた銀行の資産査定(AQR: Asset Quality Review)および、欧州銀行監督局(EBA)との堅密な連携により実施されたストレステストが含まれています。

一連の作業は、その範囲や実施に要した期間の観点から、過去に例のない規模のものでした。BNPパリバは3億7000万に及ぶデータ要素を提供し、またECBは1年近くをかけて、50%以上の信用リスクおよび市場リスクのリスク加重資産を審査しました。

BNPパリバグループのエクイティTier 1比率に対するAQR関連の修正による影響は、2013年12月末現在で僅少なものでした:修正により同比率が 15bp低下しましたが、うち8bpは、2014年6月末に公表されたエクイティTier 1比率に既に反映されています。これはBNPパリバが、欧州屈指の金融機関の一角を成していることを示すものです。資産査定の結果は、バーゼル3基準全面適用による2014年9月末現在のエクイティTier 1比率***  に反映されており、同比率は10.1%となりました。

ストレステストの結果はまた、マクロ経済および市場環境の変化について極めて厳しい状況を想定しても、グループが深刻なストレスシナリオに耐えうることを示しています。

従って、ECBおよびEBAが実施した審査結果により、グループの盤石な財務体質、保有資産の健全性、および厳格なリスク管理方針が確認されたと言えます。

バーゼル3基準全面適用のレバレッジ比率**** は、2014年9月末現在で3.5%***** に達しています。また、グループの即時利用可能な余剰資金は2680億ユーロに上っており(2014年6月末現在は2440億ユーロ)、これは短期資金調達との関係で1年以上の余裕資金があることを意味します。

さらに、グループは引き続きコンプライアンスおよび統制手続きを強化しています:米司法当局との包括的和解の一環として合意された是正計画を実施中であり、また内部統制システムの強化を押し進めています。

 

2014年度第3四半期累計期間(1-9月)において、 グループの業績には、米司法当局との包括的和解に関わる一時費用として、総額59億5000万ユーロの影響が含まれています。全ての一時項目の影響を除くと、株主帰属純利益は52億6500万ユーロに上りました。

当第3四半期累計期間の営業収益は290億1800万ユーロとなり、前年同期と比べて0.3%の増収でした。なお、当第3四半期累計期間の営業収益には、-3億1300万ユーロの一時項目が含まれているのに対し、前年同期の一時項目は、+1億6100万ユーロに上りました。一時項目を除き、また連結範囲変更および為替レート変動による影響を排除すると、当第3四半期累計期間の営業収益は前年同期比2.7%の増収でした(事業部門合計では+2.1%の増収)。

営業費用は、当第3四半期累計期間に前年同期比2.2%増加し、195億2200万ユーロとなりました。営業費用の増加率は、一時項目を除き、また連結範囲変更および為替レート変動による影響を排除すると、+2.3%でした(事業部門合計では+2.7%)。

営業総利益は、当第3四半期累計期間に94億9600万ユーロとなり、前年同期比3.5%の減少でしたが、一時項目を除き、また連結範囲変更および為替レート変動による影響を排除すると、+3.6%でした(事業部門合計では+1.0%)。

リスク費用は、当第3四半期累計期間に26億9300万ユーロとなり、前年同期から3.3%減少しました。

これらを受けて、当第3四半期累計期間の税引前利益は12億5500万ユーロとなりました(前年同期は74億7800万ユーロ)。一時項目を除き、また連結範囲変更および為替レート変動による影響を排除すると、当第3四半期累計期間の税引前利益は前年同期比7.7%増加しました。

以上から、BNPパリバは当第3四半期累計期間に、株主帰属純損失-11億4700万ユーロを計上しました(前年同期は47億800万ユーロの純利益)。なお、一時項目の影響を除くと、当第3四半期累計期間の株主帰属純利益は52億6500万ユーロに上り、前年同期比12.4%の増益となりました。株主資本利益率 (ROE)は、米司法当局との包括的和解に関わる費用の最終的な影響を除くと、年率換算で8.0%となりました。


* 連結範囲変更および為替レート変動による影響を除く。
** 国内市場部門、バンクウェストおよびTEBのプライベート・バンキングの100%を含む(PEL/CELの影響を除く)。
***  経過措置なしで全ての資本要求指令4(CRD4)を考慮した比率。
**** 2014年10月10日付けの欧州委員会(EC)委任法令に基づき、経過措置なしで全ての資本要求指令4(CRD4)を考慮した比率。
***** 今後Tier 1資本として算入不能になる項目を、算入可能な項目に置き換えて算定。