BNPパリバ、ESG投資に特化したレポート「ESG EXPLORER」の発行を開始 - BNPパリバ
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2018年7月10日 -

BNPパリバ、ESG投資に特化したレポート「ESG EXPLORER」の発行を開始

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BNPパリバは、2018年7月10日よりESG投資に特化したレポート「ESG EXPLORER」の発行ならびに配信を開始いたします。当レポートでは特定企業や業界への影響に留まることなく、株式や債券といった投資スキームの枠をも超えて、ESGとESG投資に関わる広い議論を展開していく予定です。

本レポートの執筆は、BNPパリバ証券株式会社に新たに就任した、ESGアナリスト2名が担当いたします。すでにBNPパリバ証券にてチーフクレジットアナリストを務めている中空麻奈(なかぞら・まな)は、今後ESGアナリストの職務を兼務し、これまで培ってきたクレジット調査の知識と経験を活かし、独自の視点からESG投資について分析を行います。また新たにESG専任のアナリストとして、木畑大輔(きばた・だいすけ)が本レポートの発行ならびにBNPパリバにおけるESG投資分析を担当いたします。

以下は初回となる7月10日発行、ESG EXPLORER 第1号からの抜粋となります。

ESG投資。最近、耳にすることも多くなったこの言葉だが、実効性という意味において、まだまだ不明瞭な点が多く、その議論自体もあまり進んでいない状況に思える。一方で、環境や社会問題に対する国際的な枠組みでの取り組みは着実に進んでおり、これに伴う規制環境の変化や法整備が進むことは避けては通れない道となりつつある。そんな中、企業はどうあるべきか、また、企業への直接的な働きかけを通じてそのあり方を変えるポテンシャルを持つ投資家はどうあるべきか。ESG投資は現代社会が対峙する課題への、より具体的な手段としての役割を担っている可能性がある。

BNPパリバは金融機関としてESG投資の“Leading Solution Provider”であることを目指している。

日本においては、まだまだ未成熟であり、だからこそ極めて大きなポテンシャルを秘めたこのESG投資。企業も、また投資家も手探りな状態にあるのだとしたら、我々がセルサイドとして出来ることは何であろうか。

“エンゲージメント”はESG投資において、企業と投資家の双方に求められる“目的ある対話”を意味する言葉である。我々は、このレポートを企業や投資家の道しるべになるべき“エンゲージメント”ツールとして位置づけたい。一方通行でなく、企業と、そして投資家と共に考え、ESG投資はいかにあるべきかという、やや大きな課題に対する答えを探るツールとしたい。同時に海外事例を積極的に紹介していく意向だが、海外におけるESG投資を踏まえ、最終的には“日本版ESG投資”のあり方も提案していければと考えている。

“持続可能な社会”に向けての企業のあるべき姿、投資家のあるべき姿、そうしたものを共に模索しつつ、最終的には中長期に渡る企業の成長や価値向上と、それに伴う投資効率の改善―― ESG投資の目指す理想を探求したいとの思いをこめて、

「BNPパリバ ESG EXPLORER」をここに発行する。

本題となる“実効性”に関わる議論に進む前に、まずは6回に渡り、ESG投資とその周辺環境について整理する。ESG投資とは何か、そもそもESGとは、をおさらいする意味も込めて確認していきたい。ESGの基礎となる知識をまとめてある“ESG虎の巻”として将来時折立ち戻っていただければ幸いである。