BNPパリバ ニュース & プレスリリース
2021年3月8日 - , ,

国際女性デー:BNPパリバ、ジェンダー多様性に新たな目標を設定

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BNPパリバはグループ内のジェンダー平等を重要課題と位置づけ、20年近くにわたり一貫して意欲的に取り組んでいます。女性は全人口の半分を占め、現在BNPパリバ・グループの女性比率も世界全体で52%に達しています。

 

「質の高い前進」

「女性が取締役会に占める比率を2025年までに40%へ引き上げ、G 100と同様に」ジャン=ローラン・ボナフェCEOはこの目標を2月初めに発表しましたが、この時期は2020年度のグループ決算や2021年度の新業務体制導入等の発表が相次いでおり、注目を集めにくかったかもしれません。しかしこの目標は、職場のジェンダー多様性・平等への期待が着実に高まっている時でさえ、特にフランスのCAC 40指数構成企業にとっては、意欲的な目標です。ジャン=ローラン・ボナフェCEOは、「明確な期限を決めて目標を設定することは重要です。それをバネに前進でき、それも質の高い方法で前進していくことができます」と述べています。

 

長年にわたるコミットメント

ユーロ圏の主要金融機関であるBNPパリバにとって、ジェンダー多様性は目新しいトピックではありません。最初の行動は2004年にまで遡ります。グループ内でのダイバーシティ部門の創設、ダイバーシティ・アグリーメントへの初署名、女性社員による情報交換ネットワークMixCityの立ち上げ、国連の女性エンパワーメント原則(WEPs)への署名、グループレベルでの世界的なダイバーシティガバナンス体制の実施等を推進してきました。

ダイバーシティ&インクルージョンの責任者であるキャロライン・コーティンは、「BNPパリバの男女平等の権利に対する意気込みは時とともに着実に拡大しており、多数の重要なマイルストーンがそれを如実に示しています。私たちは常に明確な数値目標を掲げ、緊密なモニタリングを行っています」と述べています。BNPパリバの使命感はまさにこの意欲的なアプローチの根幹です。コーティンは次のように説明しています。「BNPパリバは顧客中心の企業です。お客さまの利益を最優先するためには、各チームのジェンダーに偏りがあってはなりません。私たちが共に働き、その多様性を反映することにより、お客さまを支援しなければなりません

 

「HeForShe」のコミットメント

BNPパリバは、国連女性機関(UN Women)が立ち上げた世界の連帯とジェンダー平等の啓発活動であるHeForShe運動の必要性を確信し、2015年から参画しており、ジャン=ローラン・ボナフェCEOは2018年3月から「テーマ別チャンピオン」に3年間加わり、尽力しました。女性が多い人事部門や男性が多いグローバルマーケット部門において、ジェンダー多様性の促進に取り組んでいます。グループのダイバーシティ&インクルージョンのヘッドは、「チーム内に多様性がなければ主流派の考えが標準となり、バランスが変化します。一方、BNPパリバが何よりも必要としているのは革新性と創造性であり、多様性によってもたらされる多種多様な見解がそれをもたらします。」と述べています。2021年、ジャン=ローラン・ボナフェCEOは「テーマ別チャンピオン」としての任期を終え、目標達成以上の成果を上げています。

 

■ジャン=ローラン・ボナフェ(HeForSheテーマ別チャンピオン)が設定したダイバーシティ目標は、すべて達成するかそれ以上の成果を残しています

 

こうした結果を可能にしたのは、特に「ナッジ」技術です。ナッジについて、ダイバーシティ&インクルージョンのプロジェクトマネジャーCharline Drosson Mussardは、「自分自身、コミュニティ、地球、企業を高潔な行動の選択へそっと導いてくれる穏やかな誘因」と説明しています。ナッジの手法は行動経済学に基づいており、強制することなく望ましい行動変容を促す選択アーキテクチャーを生み出します。ナッジは数々の分野で応用されていますが、BNPパリバではHeForShe目標の一部としての役割も担っています。例えば、グローバルマーケット部門の採用面接にはそれぞれ女性候補を1人以上加えており、「HRビジネスパートナー」職(従来は女性マネジャーが担当)のジョブディスクリプションでは男性が貢献できるよう図っています。このように、職務に必要なスキル、ミッション、課題が男女双方に当てはまるよう記載しています。

ナッジについて:こちらからポッドキャストをお聞きください

 

「社員全員が適切な役割を担い制約を受けることなく自身の手腕を示せるようにすること-これがBNPパリバを成功に導く重要なエレメント」

ジャン=ローラン・ボナフェ、2021年2月5日

 

ITのフェミニゼーション

BNPパリバはナッジの効果が裏付けられたことを受け、今後、他の事業分野に広げていく方針で、まずはIT分野に着目しています。IT部門では女性を3年以内に1,000人採用し、女性比率を32%から37%へ引き上げる意欲的な目標を掲げており、実現すれば他社に対する優位性がさらに向上します。キャロライン・コーティンは次のように述べています。「BNPパリバのHeForSheに対するコミットメントは、真にダイナミックな出発点です。HeForSheの取り組みは、BNPパリバが極めて具体的な目標を設定できること、その達成に必要な経営資源を配分できることを示しました。グループのIT部門がジェンダー多様性のテーマに着手したことは、BNPパリバのアプローチが適切であることを示し、将来に向けての自信をもたらしています」

 

女性がBNPパリバの「カギを握る」人材としてプレゼンスを向上中

共同体としての誇り

BNPパリバの事業分野すべてにおいて、女性が「カギを握る」人材としてプレゼンスを高めており、2020年に再び目標を上回ったことも興味深い点として挙げられます。女性のプレゼンス向上は長期にわたるプロセスであり、無論、BNPパリバのアクションのみならず、公的機関や特に訓練組織のアクションにも左右されます。キャロライン・コーティンは「不均衡は、BNPパリバにも、より広範な社会の中にも残されています」と指摘していますが、BNPパリバは取り組みを本格化しています。最近、複数の女性が取締役に指名されたことは議論の余地のない真の前進であり、誰にとっても明るいニュースです。取締役会は2011年には男性のみでしたが、2021年5月は女性が30%を占め、2025年には40%を占める見通しです。コーティンは「BNPパリバはこうした進展や共同統治(shared governance)への強い意欲を共同体として誇れます」と結んでいます。

 

金融と女性の歴史

 

「Agrifed」プログラムもHeForSheの一部

Agrifedは気候変動の影響からの回復力が強いクライメート・レジリエントな農業プロジェクトです。その目標は、セネガルの女性15,000人に稲作分野で権利を与えることにあります。セネガルの女性は資源、土地、資金を男性と同様に入手する手段がなく、気候変動の最初の犠牲者でもあります。BNPパリバはHeForShe運動の一環(世界中の女性の起業を促す行動の延長)として支援しており、こうした女性が自身の事業を伸ばし、経済的に自立できるよう後押しを行っています。

 

※本記事は英語で発行された記事の抄訳となります。原文をご覧になる場合はこちらをクリックしてください。

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