BNPパリバ、テニス界の未来を担う選手の育成を支援する「Team Young Talents」をアジア太平洋地域で初となる日本で始動。アンバサダーに荒井 大輔が就任

May 30, 2023
  • 日本で「Team BNP Paribas Young Talents Japan with JTA」プログラムを開始。公益財団法人 日本テニス協会とのパートナーシップのもと、テニスに情熱をかける次世代の選手の育成を支援
  • アンバサダーに、BNPパリバのアスリート社員でパラリンピック・車いすテニス選手の荒井 大輔が就任
  • あらゆるテニスのパートナーとして、今年50周年を迎えるBNPパリバ。ポジティブな影響をテニスと共創
5月28日に行なわれた発表のようす

BNPパリバの「Team Young Talents」は、テニス界の未来を担う選手をフィジカル、メンタルの多方面でサポートし、トップレベルのプレーヤーへと育成すべく、2018年にフランスで始まりました。スポーツのほかテニスコート外での学びの機会の提供という両軸から支援し、これまでに160名の新進気鋭のテニスプレーヤーをフランス、ベルギー、アメリカ、イタリア、カナダ、ポーランドから輩出しています。以前には、ジョー=ウィルフリード・ツォンガ元プロテニス選手、ジュスティーヌ・エナン元プロテニス選手、ジョン・マッケンロー元プロテニス選手といった著名な選手が知識やスキルを次世代の選手に継承し、育成を支えてきました。次世代の選手は既に頭角を現しています。

ジュニア・トーナメントの結果

2022年:Gabriel Debru
2021年:Luca Van Assche
2000年:Elsa Jacquemot

今回アジア太平洋地域で初めてとなる日本に本プログラムを拡大し、日本の次世代の選手の育成支援に加え、あらゆる人がテニスとつながり、親しむことができるよう、日本におけるテニスの振興への支援を深めていきます。

BNPパリバは、あらゆるテニスへのさまざまな支援を開始し、テニスと共に歩み始めてから50年目を迎えます。

今日まで、テニスにおけるフェアプレーやコミットメント、パフォーマンスの価値を伝え続けています。さらに、私たちのテニスに向けたコミットメントを通じて、テニスというスポーツの枠を超え、喜びや楽しさを共有し、社会へ貢献する存在となり、よりインクルーシブで身近なものとなっています。

この50年間のたゆまぬテニスへの献身は、テニスの在り方を再定義するとともに、活発なパートナーシップの構築につながっています。テニスは物理的な近代化のほか、ジェンダーエクイティといった考え方も主導しており、BNPパリバはこうした変革に携わっています。

今回日本においてもあらゆる場面、世代のテニスを支援するパートナーとして、テニスの次の50年の変革へ向け、取り組んでいきます。

公益財団法人 日本テニス協会専務理事  土橋 登志久氏のコメント

この度、このような素晴らしいプロジェクト「Team Young Talents」に参画出来ますこと、心より感謝申し上げます。日本チームとして全力で取り組んで参ります!

「Team BNP Paribas Young Talents Japan with JTA 」アンバサダー 荒井 大輔のコメント

このたびアジア太平洋地域で初となる日本でのアンバサダーを務めることとなり、大変嬉しく思っています。トッププレーヤーとしてグローバルと渡り合う競争力をつけるには、さまざまな環境下で海外遠征を乗り越えていく強さをつけるため、フィジカルなトレーニングのほか、メンタルのケア、保ち方など、多方面をバランスよく向上させていく必要があります。私も車いすを操作するチェアワークトレーニングやそのフィジカルトレーニングといった点では苦労した経験があり、私自身学びの過程ですが、これまでの経験を未来に羽ばたく世代へと伝え、日本のテニスをさらに盛り上げていきたいです。

荒井 大輔のプロフィール

東京都出身・BNPパリバ所属。生まれつき先天性脛骨欠損の障害を右足に持ち、2歳から義足での生活を送る。中学時代に義足で軟式テニスを始め、中学、高専の部活では部長を務める。福祉機器メーカーの営業マン時代に車いすテニスに出会う。2017年からBNPパリバ所属として海外転戦を開始。スロバキアオープン・台北オープンでシングルス優勝など、2019年は計6つの大会でシングルス優勝を果たし世界ランキングが飛躍。2021年の東京パラリンピック代表に選出される。その後も着実にランキングを上げ、2023年に初めてグランドスラム全豪オープンに出場し、続く全仏オープンにも初出場が決まっている。世界ランキングはシングルス、ダブルスともに12位(2023年5月22日付)。

BNPパリバとテニス

テニスへのコミットメントと支援を開始してから今年で50年を迎えます。

今年3月に社員テニスの日本戦、日韓決勝戦が日本で行われました。

BNPパリバとテニスの歩み

BNPパリバは、1973年にテニスへのスポンサーを開始して以来、2023年で50年を迎えます。この半世紀にわたり、世界中でテニスへのさまざまな支援活動に取り組んでいます。現在では世界屈指のテニススポンサーとして、数々のテニス大会を支援しています。個人戦、ダブルス、団体戦、車いすテニス、チーム戦、アマチュア大会、初心者からプロのトーナメントまで、さまざまなテニスの大会に企業として長期的にサポートしています。

2023年5月現在のスポンサーシップ

プロテニス

グランドスラムのひとつである全仏オープンのほか、マスターズ1000(BNPパリバ・オープン、モンテカルロ・マスターズ、イタリア国際)、ATP500(クイーンズ・クラブ選手権)、ATP250 (オープン13 プロヴァンス、リヨン・オープン、モゼール・オープン)、WTA250(BNPパリバ・ポーランドオープン、TEB BNPパリバ・イスタンブールオープン)

車いすテニス

BNPパリバ ワールドチームカップ、フレンチ・リビエラ・オープン、ジュネーヴ・オープン

日本でも2016年に開催された車いすテニスワールドチームカップ、2021年よりWJPチャレンジテニス(プロ、車いす、ジュニアの垣根を超えた交流大会)などへの支援を行っています。

ジュニア&大学テニス、アカデミー

Master’U BNPパリバ

アマチュアテニス

BNPパリバ ファミリートロフィーなど、その他世界中で1,000を超えるアマチュアトーナメントをサポートしています。

次世代を担う選手の育成

BNPパリバは、Team BNP Paribas Young Talentsを通じてこれまで世界6か国の未来を担うテニスプレーヤー、車いすテニスプレーヤーを支援しています。 本プログラムは、フランス(ジョー=ウィルフリード・ツォンガ元プロテニス選手とフランス テニス連盟)、アメリカ(ジョン、パトリック・マッケンロー元プロテニス選手)、イタリア、ベルギー、ポーランド、カナダにおいて行われています。またローラン・ギャロスのボールキッズ選抜とは20年以上パートナーとして活動しています。
2023年には、公益財団法人 日本テニス協会とのパートナーシップのもと、荒井 大輔をアンバサダーとして日本でも同プログラムを開始します。

テニスを通じた社会貢献

20を超える国際テニス連盟と、数十のテニス関連慈善団体を通じて、社会貢献プロジェクトに関連する数々のテニスをサポートしています。

#FAAPointsForChange(フェリックス・オジェ=アリアシム選手)、Fête le Mur(ヤニック・ノア元プロテニス選手)、the ‘Aces Du Cœur‘(病院で治療を受けている子どもたちのための慈善事業プログラム)、the ‘Sound of Tennis‘(アメリカでの視覚障害を持つアスリート支援活動)、イスラエルの車いすテニスプロジェクト

テニスのeスポーツ

BNPパリバによるローラン・ギャロスeスポーツ 、ビデオゲームのテニスワールドツアー内での世界eスポーツトーナメント

社員テニス

BNPパリバ We Are Tennis Cupは世界で最大規模のテニストーナメントです(毎年約3,500名の社員が参加)。決勝戦は全仏オープンの会場となるローラン・ギャロスにて開催されます。

テニスファンに向けた取り組み

BNPパリバは広くテニスの楽しさを知ってもらうため、2011年にWe Are Tennisを始動しました。wearetennis.comのウェブサイトとそのソーシャルネットワークを通じてATP、WTA、ITFに関する最新情報を提供し、全世界のテニスファンのコミュニティを作っています。 また2015年以来、We Are Tennis Fan Academyを通じて、世界中のファンが嘗てないほどテニスへ情熱を傾けるよう取り組んでいます。またクラウドファンディング・プロジェクトを通じて、フランス国内でテニスをサポートしています。