BNPパリバ、「IFRアワード2020」サステナブル・ファイナンス、ESGハウス・アジアなど7部門で首位を獲得

February 26, 2021

国際的な金融専門誌、IFRがサステナブルファイナンス・資本市場など主要部門においてBNPパリバを評価

今回の受賞は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大局面においても、BNPパリバがお客さま重視の姿勢、適応能力、経済を支援するコミットメントを貫いてきたことを実証しており、各部門が世界中の「グリーン・リカバリー」の加速を担っていることを物語っています。

IFR (International Financing Review)誌の編集者は選出理由を以下のように解説しています:BNPパリバは「顧客が支援を必要としている際のサービス提供において抜きん出ており、使用できるあらゆるツールを駆使して2020年の数々の課題を克服してきました。『ノー』と答えるべき時と『イエス』と答えるべき状況を適切に判断し、自らの限界の中で強みを最大限に活かしてきたと言えます」。

 

「IFRアワード2020」受賞一覧

  • Bank for Sustainable Finance
  • Bond House
  • Euro Bond House
  • Europe IG Bond House
  • Loan House
  • EMEA Loan House
  • ESG House Asia

 

リフィニティブグループの主要金融専門誌であるIFR誌は、BNPパリバのリーダーシップについて、「ジャン=ローラン・ボナフェCEOの指揮の下、サステナブルファイナンス分野で真に先行している」とコメントしています。

BNPパリバは、気候や生物多様性を脅かす危機への取り組み協力を自らの根幹と位置付けています。BNPパリバが自然関連財務情報開示タスクフォース(や他の重要な連携で果たしている役割について、IFR誌は「ソートリーダーシップ(thought leadership)を発揮し、他行や規制当局と連携し、市場の発展に資している」と評しています。

BNPパリバの資本市場に関する専門知識は債券・ローン全体に及んでおり、顧客を中心としたビジネスを展開しているを如実に示しています。IFR誌は、「純然たる事実は、このフランスの銀行がもつ主要部門で横断的に優れている点である。ソブリン・国際機関・政府系機関・地方自治体(SSAR)、欧州投資適格企業、欧州金融機関、欧州ハイイールド企業、ESG、新興市場(ユーロ建て分野)に及んでいる」としています。

ローン関連のアワードについて、IFR誌はBNPパリバの新型コロナウィルス(Covid-19)対応を以下のように強調しています:「欧州の大手銀行としての自らのプラットフォームを活用し、パンデミックの最中でも世界のローン市場を終始先導。革新的なローン組成や専門家としての助言を通じ、ESG目標の達成を追求し、コロナの余波と戦う借り手に流動性を提供している」。

 

地域別のカテゴリーにおいては、BNPパリバは「ESGハウス・アジア」を受賞いたしました。これにより、低炭素経済へのインクルーシブな移行の加速に向けて、現地に根差した専門知識を活かし、革新へ献身していることが改めて示されました。

 

加えて、BNPパリバは以下の案件を取得し、お客さまを幅広く支援しています。

・サステナブル・エクイティ:Schneider Electricのサステナビリティ・リンク転換社債(6億6,000万ユーロ)

・サステナブル・ローン:Tescoのサステナビリティ・リンク・ローン(25億ポンド)

・エマージングEMEAボンド:Delek Drillingのプロジェクトボンド(4トランシェ、22億5,000万米ドル)

・EMEAストラクチャード・エクイティ:フランス電力(EDF)のグリーン転換社債(4年物、24億ユーロ)

・欧州ハイイールド債券:Masmovilの7年債(7億2,000万ユーロ)

・カバードボンド:フランス地方金融基金(CAFFIL)の新型コロナ対策用5年債(10億ユーロ)

・欧州金融債:AllianzのRestricted Tier1債(デュアルトランシェ、23億ユーロ相当)

・人民元債:2023年満期のAIIBの30億人民元2.4%パンダ債

 

 

※本記事は英語で発行された記事の抄訳となります。原文をご覧になる場合はこちらをクリックしてください。

※金融商品取引法第37条に定める事項の表示はこちらをクリックしてください。