BNPパリバ・グループ、2021年5月19日より新たな組織体制へ移行
BNPパリバは、2020年度決算発表時に明らかにしていた通り、組織の改編、経営陣の変更、女性役員比率の引き上げ継続を決定いたしました。一連の変更は、2021年5月19日、当グループの年次株主総会後に実施されました。
重要な優先事項に対応する組織体制
BNPパリバはお客様、投資家、社員、社会からの期待が大きく変化しているこの時期に、新たな人的、技術的、事業的課題に対応すべく、組織および経営陣の改編を行いました。この変革は重要な優先事項への対応をより的確に行うためのものであり、今後策定予定の「BNPパリバ2022~25年戦略プラン」と整合するものです。
- リテールのビジネス全体でシナジーと効率性を最大化
- 預金・投資分野で事業発展を加速
- 法人・機関投資家のお客様の事業成長を支援
- 金融機関としてのプレゼンスの強化を継続
お客様本位の組織体制
BNPパリバはお客様本位の組織体制を念頭に、事業部門の範囲とExecutive Committeeの構成の調整を行いました。こうした変革は以下の対応に反映されています。
- Thierry LabordeをChief Operating Officerに任命。新たなリテール バンキング部門を率います。この新部門ではグループが従来持っていた複数のリテール事業(国内市場部門、国際リテールバンキング業務、パーソナル・ファイナンス)を統合します。
- Yann Gérardin をChief Operating Officerに任命。ホールセール バンキング部門を担当します。
- Renaud DumoraをDeputy Chief Operating Officer に任命。新たに設置されインベストメント&プロテクション サービス部門を担当します。新部門にはBNPパリバ カーディフ、BNPパリバ・アセットマネジメント、BNPパリバ ウェルスマネジメント、が含まれます。
- Laurent Davidを Deputy Chief Operating Officerに任命。グループ内の事業プロセスを担当し、ITシステム、設備、調達、社内コンサルティングを監督します。
BNPパリバ・グループExecutive Committee新メンバー
- Charlotte Dennery、BNPパリバ パーソナルファイナンス Chief Executive Officer
- Elena Goitini、BNL Chief Executive Officer
- Pauline Leclerc-Glorieux、BNPパリバ カーディフ Chief Executive Officer
- Yannick Jung、CIB Global Banking EMEA責任者
- Olivier Osty、CIB Global Markets責任者
- Bernard Gavgani、Group Chief Information Officer
- Lars Machenil、Group Chief Financial Officer
今回の新体制により、BNPパリバで女性がExecutive Committeeに占める比率は3分の1に上っています。今後、さらに、女性がExecutive CommitteeおよびG100(グループの上位役職者100人)に占める比率を2025年までに40%以上に引き上げる方針です。
ジャン=ローラン・ボナフェ、BNPパリバ取締役兼CEO:
「新たな組織体制により、BNPパリバの事業がさらに効率化し、革新性も高まり、来るべき時代に立ち向かっていくことができます。新体制はグループと傘下各社が顧客サービスの質を向上し、価値創造能力を高め、世界全体に関わる環境的・社会的課題にさらに力を入れて取り組んでいく礎となるでしょう。」
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※本記事は英語で発行された記事の抄訳となります。原文をご覧になる場合はこちらをクリックしてください。