太陽生命、BNPパリバ発行のグリーンボンドを購入

December 9, 2020

太陽生命保険株式会社
BNPパリバ証券株式会社

T&D保険グループの太陽生命保険株式会社(社長 副島直樹)(以下、「太陽生命」)は、この度、BNPパリバが発行するグリーンボンド(私募形式、総額3,000万ドル)(以下、「本債券」)に投資しましたのでお知らせいたします。なお本私募債の引受ディーラーにはBNPパリバが指名され、発行のアレンジを担当しました。

BNPパリバが発行する本債券へ投資した資金は、再生可能エネルギー事業、エネルギーの効率化事業、グリーンビルディング、クリーン輸送関連など発行体が選定するグリーンアセットの取得に使用されます。BNPパリバは国際的な資本市場でグリーンボンドを定期的に発行しておりますが、本件は本邦投資家向けの初めて(*1)の私募案件です。

 

本債券の概要

発行体 BNPパリバ
発行総額 3,000万ドル(約31億円相当)※
※1ドル=104.35円で換算
償還日 2027年12月9日(7年)
資金使途 BNPパリバが定めるグリーンボンドのフレームワークの資金使途に準拠した再生可能エネルギー事業、エネルギーの効率化事業、グリーンビルディング、クリーン輸送関連などのグリーンアセットの取得に使用されます。

 

■BNPパリバが取り組むグリーンプロジェクトの事例(洋上風力発電事業)(*2)


Photo credit and copyright to Flying Focus Aerial Photography taken on behalf of Blauwwind

(*1)BNPパリバより(2020年12月1日時点)。
(*2)BNPパリバが2019年2月に作成したグリーンボンド発行の投資家向け資料より

 

太陽生命は、2007年3月に日本の生命保険会社として初めて(*3「責任投資原則(PRI)」に署名し、環境(E)、社会(S)、企業統治(G)の課題に十分配慮し、持続可能な社会の実現に向けた資産運用を行ってまいりました。太陽生命は、これからも責任ある機関投資家として、SDGsが目指す「持続可能な社会の実現」に貢献してまいります。

BNPパリバは、グリーンボンドを定期的に発行しており、欧州で初めてTLAC適格のグリーンボンドを発行するなど、最先端の経験や知識を活かした十分な実績があります。調達した資金は再生可能エネルギー分野での投融資、クリーン運輸・輸送や建物、スマート・エナジー・プロジェクトに使用されております。BNPパリバは引き続きSDGs達成に向けて貢献してまいります。

 

(*3)責任投資原則(PRI=Principles for Responsible Investment)とは、2005 年に当時の国連事務総長であったコフィー・アナン氏が金融業界に対して提唱した原則です。投資の意思決定プロセスや株式所有方針の決定に際して、環境・社会・企業統治(ESG)の課題を考慮し、受益者のために、より優れた長期的な投資効果と持続的な金融市場を実現していくための行動規範です。

 

※本リリースは太陽生命保険株式会社との共同発表です。

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