トランザクションバンキング本部

入社のきっかけ

大学時代に就職活動をしていた当時、グローバルなビジネス環境に身を置きたいという思いから、BNPパリバを含めた外資系証券会社、その他外資系企業でのインターンシップにいくつか参加しました。様々な選択肢を模索する中で、バングラデシュに渡航し現地の金融機関で働いたりもしました。インターンシップへの参加を通じて、各社・各部門の立ち位置や業務内容の違いなどの理解を深めることができました。また、実際に働く先輩社員の方々から率直なお話を伺う機会を頂き、自分の入社後を具体的にイメージできたという点でも、非常に有意義だったことを覚えています。その中でBNPパリバは、世界有数のデリバティブハウスであり、個人的に関心が最も強かった金融商品開発に強みを有していたこと、また、若手の先輩社員がビジネスの最前線で活躍されていたこと、そしてプロフェッショナルなチームとしての高いスタンダードを保ちながらも和気藹々とした雰囲気であったことに惹かれ、2011年にBNPパリバ証券への入社を決めました。

仕事の内容とやりがい

BNPパリバ証券に入社後、金融派生商品のストラクチャリング(金融商品開発)部の一員として働き、その後、BNPパリバ銀行に異動、日本の事業法人のカバレッジバンカー(営業担当)を経験し、現在はトランザクションバンキング本部にて運転資金サイクル改善やバランスシート上の有利子負債圧縮などを目的とした「サプライチェーンファイナンス」の商品を担当しています。営業担当であるカバレッジチームと共に、日本の大企業や外資法人向けに営業・提案活動を行っています。自分が所属する商品デスクならではの醍醐味は、案件の立案、スキーム組成、ドキュメンテーション、そして取引執行まで、一連のプロセスをすべて自らが責任を持って経験できることだと思います。案件によっては数週間で取引が完了するものもありますが、場合によっては1年以上の長期にわたることもあります。当初は、なかなか距離を縮めることのできなかったお客様からの信頼を勝ち取り、様々な障壁や課題をチームが一丸となって乗り越え、ようやく取引まで漕ぎ着けた時には、大きなやりがいを感じます。また、これまで経験したフロント三部門で培った視点や考え方がお客様への提案に活かせた時も、自分にしか提供できない付加価値が提供できたという喜びを感じます。

ワークライフバランス

仕事とプライベートの両立はまさに試行錯誤の繰り返しですが、どちらか一つではなく両方を充実させられるように常に意識しています。抱えている案件が佳境に入ると、どうしても仕事に割く時間が増えてしまいますし、時差の問題で勤務時間が長くなってしまうこともあります。比較的仕事が落ち着いている時は、積極的に友人との交流や趣味を楽しんでいます。また、BNPパリバは「スマートワーク」の推進にも力を入れており、出勤と在宅勤務をうまくミックスすることで業務上の効率を高め、柔軟な働き方を受け入れる環境が整っています。また、社内における「モビリティ」も推奨されており、部門を超えた異動も実現しやすいと思います。将来ライフステージが変わったとしても、長期的に安心してキャリアを築ける点で、BNPパリバは魅力的な会社なのではと思います。またフランスのカルチャーの影響かもしれませんが、会社全体として同僚の休暇に対しては寛容だと思います。長期休暇中もお互いにバックアップし合うことで、それぞれがメリハリをもって仕事とプライベートのバランスをとって働いている点も、BNPパリバの魅力の一つだと感じています。