オペレーションズ – グローバルマーケット・ALMT業務本部

現在している仕事を具体的に教えてください

2020年度の新卒社員として入社し、BNPパリバ銀行東京支店のバックオフィス部門に配属されました。

私の担当業務は大きく分けて2つの業務にわかれます。1つ目の役割は、日本の機関投資家・事業法人やBNPパリバ本店/他支店と預金取引や店頭デリバティブ取引を約定した際、契約書交付・決済・帳簿記帳など約定後プロセスを担うことです。小さなミスでも、発生すればお客様に多大な影響を与えてしまうため、迅速かつ正確な業務遂行を目指しています。2つ目の役割は、東京支店が各国に保有する現地通貨口座の管理です。

また、開局から閉局まで自国通貨である円に関して、日本銀行に保有している口座管理やその日中の流動性モニタリングも行っているため、毎日緊張感があります。

上記の業務内容は一見すると東京のみで完結できそうにも見えますが、香港やインドのオフィスと日々の業務は行っているため、海外チームとの連携は欠かせません。問題発生時には海外ITチームや各国通貨現地チームとの連携も必要です。入社当初は英語でメールを書いたり会議に参加したりすることに不安もありましたが、現在は様々なバックグラウンドの人と働いてると実感できる喜びの方が大きくなりました。

1分でわかる!社員の一日

この会社を選んだ理由は何ですか?

就職活動を意識し始めた頃は漠然と自分はきっと日系企業に勤めるのだろうと思っていました。実際インターンプログラムに参加できたのは日系企業のみで、外資企業のプログラムには一社も参加できませんでした。外資企業に目を向けたのが遅すぎたため、エントリーが間に合わなかったというのが正直なところです。

就職活動が本格化し外資企業に勤める社員の方にお会いするうちに、世界中の人と一緒に働ける人材になりたいという目標ができました。大学で金融や経済を専攻していた訳ではないのですが、BNPパリバを選んだのは、積極性があれば若くから経験を積み成長できる環境だと社員訪問や面接で感じ、そこに飛び込みたいと思ったからです。

入社後もこのイメージは崩れていません。入社1年目は「先輩のサポートをしながら日常業務を覚えるだけ」ということは全くなく、日常業務を1人で回すのはもちろん、業務効率化提案をする機会に恵まれたり、新システム運用テストにチームを代表して参加したりと、様々なチャレンジができました。先輩方の「温かさ」にも感謝しています。質問や相談をすれば親身に答え、必要な時は適切な方向修正を指導してもらったり、単純に答えを与えるのでなく、私に自分で考える段階を与えて、答えがでるまでの間見守ってもらっているのはありがたいです。

今後どうしていきたいですか(キャリアについて)

銀行員としてキャリアをスタートしたので、銀行バックオフィス業務に幅広く精通した人材になることが今の目標です。日々勉強していますが、まだ担当できる金融商品も限られていますし、複数ある決済方法にも経験のばらつきもあります。引き続き精進していきたいです。

加えて、所属するチームの社内における位置、他部門とどのように関わっているのか、視野を広げ体系的な理解を深めたいです。オペレーション部門は営業部門、ファイナンス部門、コンプライアンス部門、IT部門など様々な部門との連携が欠かせません。またオペレーション部門内にも業務内容別に多くのチームがあるため、チーム間の業務フロー把握も必須です。入社1年目は、チームの先輩が他部門や他チームに積極的にコンタクトをとり、問題を収束させる姿に感動、憧れました。一方で、そのような対応方法を思いつけない自分に悔しさや無力感を覚えることが何度もありました。トラブル発生時やイレギュラー対応が求められた場面で活躍する先輩方のように、他部門や他チームの知識を含めた広い視野から成る豊富な解決策の引き出しをもち、そこから最善策を選べるようになりたいと思います。また、周囲を巻き込める判断力や行動力を培っていきたいです。

ワークライフバランス

入社後最初の5ヶ月間、有給休暇申請を躊躇し続け1日も休まず働いていましたが、先輩に「有給(休暇)とって!ためてどうするの!リフレッシュ大切よ!」とお言葉を頂きました。実際、チームメンバーはマネージャー含め積極的に有給休暇を取得しているため、今では私も若手だからと遠慮せず定期的に有給休暇を取得しています。休みの時は、学生時代から好きな舞台観劇にでかけたり、ドライブや岩盤浴に行ったり、自宅でドラマや映画をみたりと、リラックスして過ごします。資格試験の勉強等に時間を割く場合もありますが、基本的にはオンオフしっかり切り替えることで、心身ともに健康な状態で休み明けを迎えられるようにしています。 また、チームモットーの1つに「いつ誰が休んでも保たれるクオリティ」が掲げられていて、体調を崩したのに無理に出勤することはありません。「○○さんにしかできない仕事」がある体制はカッコイイのではなく不健全な状態で、チーム内で互いの仕事をカバーし合える体制が構築されている方が、お客様のためにも働く自分達のためにも重要なのだと学びました。コロナの流行に伴い整備された在宅勤務環境もチーム内で活用されていて、働き方は多様になっていると思います。