BNPパリバ中国は、本日、中国銀行間市場取引者協会(NAFMII)より、中国国内企業が発行する社債の引き受け主幹事の免許を取得したことを発表します。中国外の外資系金融機関が「タイプA」のライセンス認可は初となり、今回認可された2社の1つとなります。
中国では今年7月、「金融業開放拡大11条」を交付し、外資系金融機関に「タイプA」の免許申請を認めることを公式に発表しました。これに先立ち、BNPパリバは中国国内で非居住者が発行する人民元建て債券(パンダ債)の引き受け主幹事業務を認可されており、この「タイプB」ライセンスを取得していた外資系金融機関は3社のみでした。
BNPパリバ中国のCEO頼長庚(Lai Chang Geng – CG Lai)は、以下のように述べています。
「この度の認可は、中国資本市場において海外の専門知識の活用・深化に努めてきたBNPパリバの取り組みが評価されたことの裏付けであり、大変喜ばしいことです。ここ数年、BNPパリバは中国企業、および中国でビジネスを行う海外企業の支援を進めてきました。今回の新たなライセンスを活かし中国国内のお客様により多くのソリューションをご提供できるよう取り組んでまいります。」
BNPパリバ中国は、2018年12月に「タイプB」ライセンスを取得して以来、拡大する中国銀行間債券市場において海外企業の起債の支援を続けています。今回の認可取得により、「タイプA」「タイプB」の両ライセンスを有する唯一の外資系金融機関となりました。
BNPパリバは1860年に上海に最初の拠点を開設して以来、中国金融市場で高いプレゼンスを有してきました。現在、中国国内の従業員数は約500名に達し、ホールセールバンキング事業と国際金融サービス事業を通じて、バンキング、ファイナンシングおよびアドバイザリーを網羅した総合金融サービスを提供しています。
※本記事は英語で発行された記事の抄訳となります。原文をご覧になる場合はこちらをクリックしてください。
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