BNPパリバ ニュース & プレスリリース
2021年3月19日 - , ,

BNPパリバ、北極圏における気候変動の科学研究を支援

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BNPパリバは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)および自社の社会的責任(CSR)戦略に基づき、様々なルートを通して地球温暖化問題に取り組んでいます。その中には、BNPパリバ財団や、科学から映画まで様々な分野のインフルエンサーとのパートナーシップ、さらに気候関連対策を組み込んだ持続可能な財務ツールの開発などがあります。北極圏を含む極地や山脈などの氷河の急速な融解は地球環境のあらゆる側面に影響を与えています。

 

氷におおわれた極めて重要な地域である北極圏

豊富な天然資源を有する北極圏(北極点から北極線までの約2100万平方キロメートル)は、地球温暖化の脅威にさらされている地域です。1990年代以降、北極圏は地球上の他の地域より2倍も早く温暖化が進んでおり、氷塊の融解や生物多様性への脅威が加速しています。

北極圏には地球と生物の進化や気候の歴史が刻まれています。1万年、2万年または3万年にもわたって凍結してきた永久凍土の地層中に大小の生物が保存されているおかげで、生命の記録がそのまま残されています。

地球の大気の2倍の炭素を含む永久凍土層の融解は大きな問題です。氷塊が崩れると、この炭素が二酸化炭素、または最悪の場合メタンガスの形で放出され、温暖化をさらに加速します。

 

最後の氷河 - 融けつつある氷河の人間への影響を理解する

BNPパリバのサステナビリティ・パートナーであるクレイグ・リーソンは世界有数の氷でおおわれた場所を巡り、氷河がなぜ、どのように融け、この急激な変化が人類そして次世代に与える影響について理解し説明するため、科学者や専門家を訪ね映画を制作しています。

 

BNPパリバ財団、科学研究を支援する

このようなリスクの認識により、BNPパリバ財団は様々な革新的研究プロジェクトを支援する「気候&生物多様性イニシアティブ」を2010年に立ち上げました。

このプロジェクトの2つの主要目的は:

  • 気候変動と生物多様性の相互作用に関する科学知識を高める
  • これらの問題に関する社会認識を構築する

2010年以来、BNPパリバ財団は1800万ユーロを拠出して27の研究チームを支援すると同時に、40万人以上の人々に気候危機の問題を啓発してきました。

 

永久凍土層の氷の記録を調査する

BNPパリバ財団が資金を提供した研究プロジェクトの中には、永久凍土層の融解に関する研究が含まれています。地球温暖化によって危機に瀕している氷河からサンプルを取り「氷の記録」として保存するプロジェクトでは、2017年にバーチャル・リアリティ体験による啓発活動も行われました。さらに2019年にはヨーロッパで新しいプロジェクトを募集し、気候と生物多様性の相互作用および人間社会への影響を観測する9つの研究を表彰しました。研究プロジェクト「氷のない生活」はその一例です。

 

若手科学者の研究プロジェクトを支援する

同様にBNPパリバ財団は、大気と海の相互作用または海水の淡水化などの極限環境や極地研究を支援するために、スイスの大学コンソーシアム「スイス・ポーラー・インスティテュート(SPI)」ともパートナーシップを構築しています。

2018年に共同設立し支援を行っている「ポーラー・アクセス・ファンド」は、若手の科学者による極地や地球温暖化問題に関連した研究プロジェクトを支援しています。このパートナーシップは最近更新され、2021年から2023年まで延長しました。

 

良い影響を与えるソリューションの実現

BNPパリバのカンパニー・エンゲージメントのディレクターであるアントワーヌ・シレは次のように述べています:

「私たちはみな持続可能な未来に貢献する責任があり、良い影響を与えるソリューションに資金を向けることは、これを達成するための重要な手段となります」

 

自然や海洋保護への資金提供の重要な役割

BNPパリバは地球温暖化対策における金融分野のリーダーであり、持続可能な開発目標(SDGs)を達成に貢献する重要な役割を担っています。BNPパリバのCSR戦略は、SDGsと足並みをそろえており、とりわけ目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標15「陸の豊かさを守ろう」そして目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に力をいれています。2011年以来BNPパリバは、顧客が低炭素や環境に優しい経済へ移行できるよう全力で支援し、エネルギー効率や持続可能なモビリティを発展させるための再生可能エネルギー、商品やサービスに融資してきました。

 

BNPパリバのサステナブル・ファイナンスの主要指標

* 2020年末現在

 

北極ベースキャンプ:ダボスに低温テントを張り、地球温暖化について議論 – BNPパリバも参加

ここ数年間、ダボスの世界経済フォーラムに北極ベースキャンプが設置され、気候の専門家、活動家、持続可能な開発において重要な役割を果たす人々が集っています。北極の科学研究ベースキャンプを再現し、意見を交換し、ソリューションの実現に向けて一歩を踏み出すことが目的です。

このイベントにはBNPパリバのエキスパートも参加しています。2021年も低温キャンプの取り組みを断念することなく、1月27日にまた今般の健康危機を考慮し、グローバルなバーチャル・イベントという形で開催されました。持続可能な開発のリーダーや著名人が数多く参加し、BNPパリバのエンゲージメント・トランジションの責任者であるグウェンドリン・ユーもその一人です。

BNPパリバのエンゲージメント・トランジションの責任者であるグウェンドリン・ユーは次のように述べています:

「科学とデータは、低炭素経済に移行するための道筋を示す必要があります。気候変動対策を高めるということは、環境への影響を理解するということであり、この工程での連携は極めて重要となります。これには気候変動や生物多様性に関する研究への支援が含まれます。」

 

北極の脆弱性への取り組みをさらに強める

BNPパリバには、特定セクターでの活動を制限する方針があります。例えば2018年以降、シェールオイル、シェールガスやオイルサンドの探査、生産および輸出が主な活動である事業やインフラとの取引を終了しています。気候変動や生物多様性における北極の脆弱性の高まりにより、BNPパリバはその取り組みをさらに強化し、米国アラスカ州北東部の北極野生生物国家保護区におけるオイルやガスの探査や生産プロジェクトへの支援を停止しました。

 

※本記事は英語で発行された記事の抄訳となります。原文をご覧になる場合はこちらをクリックしてください。

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