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荒井 大輔 – 車いすテニス

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[経歴]東京都出身。生まれつき先天性脛骨欠損の障害を右足に持ち、2歳から義足での生活を送る。中学時代に軟式テニスを始め、中学、高専の部活では部長を務める。福祉機器メーカーの営業マン時代に車いすテニスに出会う。2017年から海外転戦を開始。スロバキアオープン・台北オープンでシングルス優勝など2019年は計6つの大会でシングルス優勝。JWTA強化指定選手。国内ランキング4位、世界ランキング18位(2019年8月末現在)。BNPパリバ所属。

 


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テニスに出会って人生が変わった。人とのつながりは自分の財産。

テニスを始めたきっかけは、中学生の時に友人に誘われて軟式テニス部に入部したことです。運動は好きでしたが、人前で義足を見せたり、歩き方を見られたりするのに抵抗がありました。他の健常者の部員に交じって練習に励み、コートで対戦相手と互角以上に渡り合うことで、周囲からも特別扱いされないようになりました。このように自分も周りの意識も大きく変わり、コートの上では皆平等であると実感しました。一歩前に踏み出せ、自信もつきました。それからは自分からいろんな人と出会い、話を聞き、つながりを築くことができました。それは最も大きな自分の財産です。人とのつながりを今も大切にしています。

自分のテニス技術はまだまだです。世界のレジェンドである国枝慎吾選手ともよく練習させていただきます。「この人を倒せば、もう誰にも負けない」との気概で臨みますが、やはり壁は厚いです。これはどうか、あれはどうかと試行錯誤しながら挑み、それが相手にうまく効いた時は、大きな自信につながります。自分の得意なショットはバックハンド。これなら負けません。その強みを伸ばして、さらに上を目指したい。今の目標は、パラリンピックでの優勝です。

 

人はなりたい自分になれる。いつまでもチャレンジを続けたい。

スポーツの魅力は、言葉がなくてもコミュニケーションが取れること、そしてチャレンジ精神を高めてくれることだと思います。一歩を踏み出せない人の背中を押してくれる。人生を変えてくれる力を持っている。自分のプレーを通じて、それを少しでも多くの人に伝えたい。それが自分の夢です。

また、車いすスポーツの魅力をもっと伝えていきたいです。日本では障がい者スポーツのイメージがまだまだ強いのですが、欧州などでは一般の人々が純粋にスポーツ観戦を楽しみに足を運びます。スポーツ選手として、人に見てもらえるのはすごく有難いことです。日本でももっと試合を楽しんでもらいたい。そのためにも競技レベルを上げ、見て楽しんでいただけるようなプレーを見せられるよう頑張りたいと思います。

そしてスポーツに限らず、いつまでもチャレンジを続けていきたいです。努力すれば人はなりたい自分になれる。なんでもやれる。チャンスはあちこちにあります。それをしっかり掴めるよう準備をしていきたい。そのために、いろんなことに興味を持つようにしています。常にアンテナを張り巡らし、チャンスがきたときにすぐに掴めるよう、努力し続けていきます。

 

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