BNPパリバ財団、教育プログラム「Dream Up」の第2フェーズが開始 – 日本においてもプログラムを初めて展開 - BNPパリバ
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2018年12月4日 - , , ,

BNPパリバ財団、教育プログラム「Dream Up」の第2フェーズが開始 – 日本においてもプログラムを初めて展開

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  • BNPパリバ財団はDream Upを3年間延長することを発表しました。本プログラムは、貧困地域に暮らす若者や障害のある若者へ芸術を通じて才能開花を支援する教育分野の社会貢献活動です。
  • Dream Upプログラムは、160万ユーロの予算で2015年に創設されて以来、26か国にわたる28件のプロジェクトで約3万人の子供たちを支援してきました。
  • 今回新たに180万ユーロの予算のもと、30か国で2万名に及ぶ子供たちを支援する方針です。
  • 第2フェーズでは新たに日本でのプログラム展開も行います。日本ではNPO法人「みんなのことば」と連携し、障がいのある若者へ音楽を通じて才能開花を支援します。

 

Dream Up第1フェーズでは3万名に及ぶ子供たちを支援

Dream Upの目的は、社会から孤立や障害のある若者たちが芸術を学び、その腕を磨く支援をすることで、若者たちに才能開花の機会を提供することです。BNPパリバ財団が提供する本プログラムでは、2015年の創設以来、BNPパリバの現地オフィスが世界各地で選定した28のプロジェクトを支援してきました。過去3年間に3万名の子供たちが本プログラムに参加し、1,500を上回るワークショップ、イベント、催し物、さらにはCDの制作や展覧会などの場で芸術作品を生み出しています。

参加者から寄せられた大きな反響の声は、芸術活動がもたらす教育効果の高さを示しており、本プログラムが若者たちの人生に貢献したことを如実に物語っています。参加者は、芸術分野で新たな技術を習得しただけでなく、自信や自己発見を深めたり、社会を理解し他者に対する敬意を持てるようになりました。また、同プログラムは、ADHDなどの発達障害を取り巻く問題にも取り組み、学校の授業の出席率の向上や校内活動全般の改善などにおいても、幅広い成果を上げています。

 

第2フェーズでは6~20才の子供たち2万名を支援予定

こうした反響を受けて、BNPパリバ財団はDream Upプログラムを2018年より3年間延長することを発表しました。この度の期間延長により新たに選定された社会貢献活動を支援することで、音楽、舞台芸術、グラフィックアートなどの分野にまたがって、恵まれない境遇に置かれた子供たちや10代の若者たちに教育プログラムを提供します。第2フェーズでは、180万ユーロの予算を投じ、30か国で6~20才の子供たち2万名を支援していく予定です。

たとえば紛争で国を追われるなど、恵まれない境遇にある子供たちは、文化に触れる機会を奪われ、日々の暮らしにも困窮し、さらには将来性までも大きく損なわれています。そうした子供たちに、音楽、ダンス、舞台、美術など多種多様な芸術に触れる機会を提供することは、彼らの日常生活にささやかな喜びを生み出すだけでなく、彼らが自信を取り戻すことで自身の隠れた才能に目覚め、日々の困難を自ら克服するための一助となります。これこそ、Dream Upが目指しているものです」とBNPパリバ財団理事長Jean-Jacques Goronは述べています。

Cie La Barakaのディレクターであり、現在Dream Upのアンバサダーを務めている振付師のAbou Lagraa氏は、アルジェリア系フランス人であり、Dream Upの支援対象である若者たちと同じような境遇にいた人物です。Lagraa氏の言葉は、本プログラムの本質を見事に表しています。「若者たちは私の経歴を知り、『自分たちにも可能性はあるのだ』と自らの将来に自信を持つことができます。私は彼らにダンスを教え、彼らはその中で社会を生き抜くために必要な体力や知性を身につけていくのです」

 

世界を舞台に多種多様なプロジェクトを展開

本プログラムの成功のもう一つの鍵は、プロジェクトを選定するBNPパリバ社員の活動にあります。現地に根付いた慈善活動の輪や、個別の現場が抱える具体的な問題点を的確に把握することで、各プロジェクトの効果を最大限に発揮することができます。

第2フェーズで実施されるプロジェクト一覧を見ると、多種多様な目標やプロジェクトが選定されていることが、改めて浮き彫りになります。下記プロジェクトはその一例です。

  • フランス:BNPパリバ財団は、振付師兼ダンサーであるMichel Kelemenis氏の活動を長年支援しています。この度、同氏はダンススクールKLAPを開設し、北マルセイユ地区の一人でも多くの若者たちにダンスを指導しようと決心しました。10代の若者たち約30名が、アーティストだけでなく、技術スタッフや管理スタッフが指導する週1回のセッションを受講し、エンターテインメント業界で求められるダンス関連の職業技能を包括的に学ぶことができます。11才と12才の子供たちを対象としたクラスは、地域の学校と連携したプログラムにおいて実施されます。また、休校日には、上記セッションの対象者とは別の10~14才の若者たち120名にダンスのコースが用意される予定です。
  • ブラジル:Dream Upは、サンパウロの2つの貧困地区で活動している慈善団体Comunitaria Monte AzulのEscola de Musica Monte Azulプロジェクトを支援しています。このプロジェクトでは、週3回、個人やオーケストラを対象に、音楽理論の講義や楽器/ボーカル実習などを実施し、音楽に触れる機会を提供しています。  その成果は、公開コンサートで定期的に発表されています。
  • マレーシア:マレーシアには、国を追われた子供たちが数多く暮らしています。彼らの出身国は、ミャンマー、パキスタン、スリランカ、ソマリア、バングラデシュ、イエメンなど様々です。子供のための尊厳財団(Dignity for Children Foundation)は、クアラルンプールの収容施設に毎年25~40名の子供たちを迎え入れ、グラフィックアート、写真撮影、陶芸、彫刻などのワークショップを開催しています。
  • セネガル:著名なシンガーソングライター兼音楽家Ablaye Cissoko氏が創設した慈善団体Gnon-Demaでは、同氏がセネガルのサンルイに開設したKordabaトレーニングセンターで、コラ(アフリカ発祥の弦楽器)や伝統音楽の集中レッスンを子供たちのために提供しています。

BNPパリバ財団の活動についてはSNS ( Facebook, Youtube, Instagram ) をご覧ください。

 

日本でも初めてDream Upを展開開始

2018年から開始されるDream Up 第2フェーズでは新たに日本でも支援活動を展開します。日本ではNPO法人「みんなのことば」と連携し、東京都内にある2つの特別支援学校で3つの学級でプロの演奏家によるクラシック音楽のワークショップ、レッスンならびに生徒たちの成果発表する場を授業の一環として組み込まれます。2019年1月~3月の第3学期で参加する学校は以下の通りです。

  • 東京都立村山特別支援学校:東京都武蔵村山市にある肢体不自由特別支援学校(小学部・中学部・高等部)。今回のプログラムでは、高等部1年生~3年生の14人を対象とした音楽の授業の一環でワークショップを行います。
  • 東京都立城東特別支援学校:東京都江東区にある知的障害特別支援学校(小学部・中学部)。今回のプログラムでは、小学部3年生28人および中学部2年生25人を対象とした音楽の授業の一環でワークショップを行います。

また、日本で展開されるDream Upでは、日本に拠点を置くBNPパリバ・グループ各社(BNPパリバ証券、BNPパリバ銀行、BNPパリバ・アセットマネジメント、カーディフ生命保険、カーディフ損害保険)の社員もボランティアとして本プログラムの運営に参加します。

 

NPOみんなのことば について

音楽で子どもの心を育てるNPO法人。2009年設立。プロの音楽家とともに、参加型のクラシックコンサートを通して、子どもの感性を育てる活動を、主に幼稚園・保育園・障害児支援施設等でおこなっています。

 

BNPパリバ財団の概要

BNPパリバ財団は、フランス財団(Fondation de France)の後援を受け、30年にわたって、企業の社会貢献の分野で大きな役割を果たしてきました。また、BNPパリバが事業所を置く世界各地で、BNPパリバグループが社会貢献活動をグローバル展開するための橋渡し役としての活動も行っています。BNPパリバ財団は、多くの分野を横断する社会貢献活動に熱心に取り組み、文化・社会連帯・環境に特化した画期的なプロジェクトを支援してきました。質の高い社会貢献活動を継続的に行うために、BNPパリバ財団はパートナーのプロジェクトを長期的に支援しています。1984年の創設以来、フランスの国内外を問わず、300を超える文化プロジェクト、40に及ぶ研究プログラム、約1,000件の社会的および教育的イニシアチブを支援した実績があります。